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井の中のなんとか

ねぇ 見てごらん
あれが 僕たちだよ
ちょこちょこ動く
黒いものが見えるだろう?
こうして
雲の上から見下ろせば
まるで
蟻のようだね

我がもの顔で
街を歩いたり
大声で叫んだり
思い悩んだふりをしても
誰も気ずいちゃいない
それどころか
自分が誰れなのかも
わかっちゃいないんだ
くしゃみ ひとつで
吹っ飛んでしまうくらい
「うすっぺらな存在」
それが僕だ!

「自分がいる世界」
じゃなくて
「世界」
の中に自分がいる
そうやって
距離をおいて
遠くから見てごらん
ぼんやりだけど
なんとなく
自分が
見えてくるような
気がするんだ!

失恋
失望
挫折
まだまだ ちいちゃい
「くよくよするな!」
ってこと

まったく
井の中のなんとか
って
僕のことだ!
あ~あ

ぼちぼち行こか?
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めいっぱい

目一杯って
良くないんだろう?
でも
目一杯って
美味しいんだな
自由とか
幸せとか
みんなそうだもの

アクセルを
ブーンとふかして
踏めるとこまで
踏んでみな
世の中が
自分の為にあるような
そりゃあまあ有頂天
自分をコントロールする空間
ちょっとした隙間
無駄に見えるスペース
それ!
それだよ!
そしてさあ
そしてね
その隙間の片隅にでも
まあ何て言うか
魂っていうの?
やつが座ることのできる
椅子をね
椅子をさ
持たなきゃ
駄目なんだな
きっと そうだよ
うん 
そうだ
01:40 | NO GOOD | comments (0) | page top↑

もぐらたたきの詩

怠け者のもぐらが
ちょこちょこ顔をだす
叩かれても
こずかれても
懲りずにまた顔をだす

あたたかい所がいい
楽な場所がいい
いつも探している

はじめのうちは
しおらしい
ぞうきんだって
すすんで触る
水が手にやさしくなると
バケツの底にあぐらをかく

あたたかい所がいい
楽な場所がいい
いつも探している

怠け者のもぐらが
ちょこちょこ顔をだす
叩かれても
こずかれても
懲りずにまた顔をだす
10:36 | GOOD ! | comments (2) | page top↑

だんらん

ふるさとの古い駅がある
母は僕の手をひいている
鈍行のドアが開く
「どこに行くの?」
と尋ねても
母は何も答えない
今にも雨が降りてきそうな
ポラットホームを振り返る

隣町の古い木造アパート
「ここに住むの?」
と聞いても
母は何も応えない
管理人の太ったおじさん
面倒そうにソロバンをはじく
「学校変わるの?」
と訊いても
母は何もこたえない

雨がぽつぽつ降り出した
「もう帰ろうよ」
と愚図っても
母は何も喋らない
街に団欒の灯がともる
家族の笑い声がする
歩くほど握る手は固くなり
母は何も喋らない
母は何も喋らない

22:47 | GOOD ! | comments (0) | page top↑

大きく見える一本の樹

この国って凄い
とても我慢強い
倒れそうで倒れない

一本の根
一本の幹
たくさんの



みんな
葉っぱで
ものを考える
枝に
ぶら下がって
生きている
幹まで頭が届かず
根っこに
魂が宿らない

たくさんの葉っぱで
枝 見えず
たくさんの小枝で
幹 見えず

この国って凄い
とても我慢強い
大きく見える一本の樹
00:53 | GOOD ! | comments (0) | page top↑

バイバイ

滑り出した
電車の窓から
君が笑って
手を振ってた
薄汚れた風が
吹き荒れる
あの電車通りを

何度も
振り返りながら
手を振った
サヨナラは
クラクションの音に
かき消されて
やがて
君をさらって行く
小さなマッチ箱は
遠ざかり
ひとつの点になった
 
バイバイ

いつから
そんなふうに
なっちまったのか
オイラには
わからないけど
でもひとつだけ
ひとつだけ
わかってることがある
それは
オイラの夢のことさ

君から
奪うだけ
奪ったオイラは
君になにも残せないで
サヨナラは
崩れ落ちる
ガラス細工のようで
オイラは
ちっぽけな
ヤクザにもなれやしねぇ

バイバイ



01:24 | GOOD ! | comments (0) | page top↑

電信柱に花が咲く

鴉よ
汚れた鴉よ
君は羽根をもがれ
籠から何を見ている
鴉よ
飛びたいだろう
あの群れに雑じって
地上を見おろして

鴉よ
悲しいだろう
有頂天な毎日に
君はもういないのだから
鴉よ
飛べぬなら
そうだ!唄いなさい!
喉を切られたわけじゃない

鴉よ
唄うといい
声を嗄らして泣くがいい
喉が真っ赤になるといい
鴉よ
君の背中に羽根が生え
真っ白に変わることがあったなら
電信柱に花が咲くだろう

新しい友として懐かしい花として。
10:39 | GOOD ! | comments (0) | page top↑

それでも生きるのかい

信じられるものなんかない
女はみんな娼婦だし
人はそのちいさな胸に
やるせない嘘を抱いている
よろしくやってる奴等は
ポケットにちんけな夢をみて
穴を下る聖者のように
黒い足が 地につかない

ねえこの木を見てごらんよ
すっかり枯れている
水路のそばの木はいつだって
あんなに光っているのにね

求める答えなんかない
言葉はいつもつんぼだし
みなしごのようにいつだって
隅っこで空を見上げている
バカがつくほど正直なロバは
いつまでも荷を背負い
自分の背中がへこむほど
曲がっているのに 気づかない

ねえこの木を見てごらんよ
すっかり枯れている
水路のそばの木はいつだって
あんなに光っているじゃないか。
15:00 | GOOD ! | comments (0) | page top↑

なぜ

なぜ
笑うときにも
心が痛むのだろう

なぜ
親切を
言いふらすのだろう
  
なぜ
空しい者を
追いつめるのだろう

なぜ
水路のそばの
木は枯れないのだろう

なぜ
退屈に
胸が躍るのだろう

なぜ
僕が
二人もいるのだろう

なぜ
娼婦は
恋をしないのだろう

なぜ
舌は
人をねじ曲げるのだろう

なぜ
屈辱は
反射するのだろう

なぜ
怠け者の鏡は
すぐ曇るのだろう

なぜ
僕は
ここにいるのだろう

21:22 | NO GOOD | comments (0) | page top↑
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