わたしのワルツ

冷たい風が吹いた
こころの中に
今日だけは抱きしめて
これが最後ね

あなたは気まぐれ風
通り過ぎてく
今日だけは眠らせて
あなたの胸で

いつも泣くのは女
それでいいのね
今度泣きをみるのは
どこの女なの

冷たい風が吹いた
こころの中に
今日だけは眠らせて
あなたの胸で


お酒飲んでみたって
変わらないけど
せめて淋しさだけは
わすれたいもの

あなたはきまぐれ風
通り過ぎてく
今日だけは酔わせて
こころゆくまで

いつも泣くのは女
それでいいのね
今度泣きをみるのは
どこの女なの

幕が降りた舞台で
ひとり唄うわ
いつも独りで唄う
わたしのワルツ

幕が降りた舞台で
ひとり唄うわ
いつも独りで唄う
わたしのワルツ
23:40 | | comments (4) | edit | page top↑

俺じゃない

こんなはずじゃないな
俺らしくないな
突き放せば壊れそうだな
これは俺じゃないな

上を見たらきりがないな
俺らしくないな
抱き寄せればほど遠いな
これは俺じゃないな




15:19 | | comments (6) | edit | page top↑

ぼくの源に

きみに それを教えようとすれば
ぼく自身が そうならないことを学ぼう
勘違いの依存をくるくる丸めて

ぼくが それを学ぼうとすれば
分け与えられる幸せか
泣きそうになる ぼくの源に

ああ!
きみに何を贈ろう
連呼する嗄れたエール
足元を映す溜息の轍
孤立する渦中の道化
うすら寒いカタチだけの叱咤
戦力外のレッテル
求めすぎる清い心根に
抱きしめたいと思う影を重ねて
3日に一度ぐらいは褒めてやろうかと

目覚めたらいつもそこにいた
存在という当たり前
それに依存するぼくの甘えに
泣きそうになる ぼくの源に
リズムを変えて歩いてみようか
ワルツのように ゆったりとね
眩しすぎる空を見上げて
一人きりの 朝をむかえよう

泣きそうになる ぼくの源に
泣きそうになる ぼくの源に
13:53 | | comments (0) | edit | page top↑

この手

この手を見てごらんよ
全てを知っている手
刻まれた皺
自分のことだけで
思いやりの無い手

この手をポケットに入れなよ
わがままな手
温もりの無い指先
欲だらけの
みすぼらしい手

この手を天にかざせよ
ひとの為にと
雨をさえぎる潔い
傘のような
骨のある心

この手に魂を宿せよ
内側から温もりを
血液の流れに逆らわず
この身まかせて
輝ける手

この手を胸に当てろよ
けがれの無い手
指間を過ぎる風に
泪を渇かす
母の胸に似た
22:22 | | comments (2) | edit | page top↑

愛していると言ってくれ

自分のことしか見えない男がいる
言い訳のない従うだけの女がいる
顔色を伺いながら笑う子供がいる
金のことしか喋らない社長がいる
正直者を蹴飛ばす組織がある
青空の見えない欲望の窓がある

愛していると言ってくれ

自分らしさを刻むタイムカードがある
悲しみの歌をうたうリズムがある
ロマンティストだけが集うアジトがある
足並みそろえる不平等な風がふく
ノートの上で笑う整った数字がある
膝の上でなげく無口なコブシがある

愛していると言ってくれ

警官に殴られ項垂れるマニアがいる
傍観者の眼をクギづけにするネガがある
モノクロに口ずさむフレーズがある
風のない丘に咲くなけなしの夢がある
犯罪者を裁けないシワだらけの指がある
街中を闊歩する見え透いた嘘がある

愛していると言ってくれ

だぶついた下あごを撫でる誘惑がある
客引きの袖にしがみつくリアルがある
好きでもない男に抱かれる女がいる
こみあげる悦びにしがみつく恋がある
今日と同じ掛け替えの無い明日がある
明日のために壊れていく魂がある

愛していると言ってくれ 
01:20 | | comments (2) | edit | page top↑