スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:-- | スポンサー広告 | page top↑

鈍色の砂の上に

こんな 静かな夜
凍えそうな膝を抱く
丸い背に押し寄せる後悔の波
それは 鈍色の砂の上に

サッ サッ サッ サッ
砂の上 歩くは 君か
ぼくの耳元でささやくように それは
思わせぶりな泣き方をする

サッ サッ サッ サッ
硬質な響きは今も
くさびのように 深く


半分欠けた月
静かな夜の傍観者
水面に浮かぶ人の無い舟
思いやりのない 風の下に

サッ サッ サッ サッ
砂の上 行くは 君か
面影を追いかけ ぼくはつまづき
膝についた砂が 痛い

サッ サッ サッ サッ
硬質な響きは今も
くさびのように 深く

それは 鈍色の砂の上に
スポンサーサイト
22:50 | VERY VERY !!! | comments (6) | page top↑

なんなんだ!

どこか無責任な風がからみついてくる
おせっかいだと笑えばつけあがり
賢者のような眼鏡をかけている
用意されたスポットは眩しすぎて
おまえ以外の輝きを探す
なあ
なんなんだ いったい

後ろ手にかけられた手錠は
食い込むほど気持ちよく冷たい
窓側の席がいいのにな
オレは奴らに囲まれている
ヤニくさい教訓を並べて
オレをどこまで運ぶつもりだ
なあ
なんなんだ いったい

報道の信実を誓え!
カメラマンはサングラスをはずせ!
正直者はここから出ていってしまえ!
オレの靴はそろえて置け!
笑いながら喋るな!
なあ
なんなんだ いったい

やさしすぎる歌がながれる街に
慰められるほどオレは落ちぶれちゃいない
強くもないが凹みはせず
かさぶたは控えめに苦笑う
今日のために生きるおまえと
昨日生きてきたオレとではな
立ち位置がまるでちがうと思わないか?
着信はすべて拒否して
味方のような顔をした奴らの首を絞めてしまえ!
抱きしめればヨロヨロと落ちてしまう膝なら
そうだな
折ってしまえばいいだろう
なあ
なんなんだ いったい

襟を正せと言われてもな
もともと襟なんかないことに気づいたんだ
首を洗うために襟ははずした
ないものは無い
信実はどこにあるのかね?
そう
ないものは無いのだ
無いものをあると言えというのか?
悪いが それはできないな
なあ
なんなんだ いったい

どこまでも追いつめればいい
ずいぶんと冷めた眼をもつ若者と
老人と呼ぶには少し危険な言葉がある
傍観者はどこまでも無責任で
食卓を囲む団欒はパロディーと化す
反省しろと言うのならね
残された家族を思いやる気持ちがあるうちに
くつわを解いてくれないかな?
いつか「出来事」のように それは
風に舞うときがくるのだろうな
なあ
なんなんだ いったい


22:18 | VERY GOOD !! | comments (3) | page top↑

虹の橋

ひとつ海を越えたら
すぐにでも行ける場所なのに
ジェットの力を借りれば
日帰りだってできる距離なのにな
遠い
とても遠い
近くても遠い君の街に
ぼくは虹の橋をかけようと

白いシャツの腕をまくり
少しだけ君は微笑んでいる
消えそうな虹のてっぺんを
ゆっくり歩くぼくを見ながら
手を振ってくれ
手を振ってくれないか
風に飛びそうになるぼくの帽子を
見失わずにいてほしいんだ

地に足のつかない風のような暮らしは
君を無視したぼくらしい生き方か
口元がゆがんで泣きそうな空に
「ぼくだけの君だよ」と

素敵だな

遠い
とても遠い
近くても遠い君の街に
ぼくは虹の橋をかけようと

03:02 | VERY GOOD !! | comments (5) | page top↑

僕よりずっと高い所に

最後の汽車が出て行く前に
君に届けたいものがある
放っておいてほしい君だから
おせっかいだと叱っておくれ

そばに居ると出ない言葉も
今なら滝のように下りてくる
君の居ない駅のホームに
僕の汽車が入り込む


ひとつ ふたつ みっつ よっつ

汽笛のような僕の嗚咽が

たかく 高く たかく 高く

僕よりずっと高い所に


最後の汽車が出て行く前に
君に届けたいものがある
言えなかったホントのことを
ひとつ ひとつ 集めて


ひとつ ふたつ みっつ よっつ

汽笛のような僕の嗚咽が

たかく 高く たかく 高く

僕よりずっと高い所に
00:49 | VERY GOOD !! | comments (4) | page top↑

カメラとサングラス


サングラスにカメラ

まったく

奇妙な絵だ
09:28 | GOOD ! | comments (3) | page top↑

ボクになる

へんてこりんなギターを手にいれた
なんだかとても嬉しくて
やっと見つけた友のような
愛おしいへんてこりんだ

すっとんきょうなボクの友は
満足そうにボクに抱かれる
嬉しそうな声を出して
指板の上でスローなワルツか
まったく愛おしいへんてこりんだ

へんてこりん
すっとんきょうな
へんてこりん

きみを抱きしめ
ボクになる
00:08 | GOOD ! | comments (8) | page top↑

静なるペットの死

自分さえよければいいという人たちに囲まれて
ぼくは今日も生きて行こうと思う
納得できる愛とは言えず
しかし
ぼくは今日も歩いている
400kmはなれた街まで歩いて行けば
何時間かかるかな
愛されていない人からもらう仕事を
「ありがとう!」と嘘をつく
愛していないのは
ぼくのほうかな

名残のような雪が道に落ちている
アスファルトに生きる証しを残して

ぼくは今日まで生きてみて
やはり明日からもこうしてゆくのかと思う
我慢しきれないほどの不条理と
優しすぎる歌ばかり
「頑張れ!」と言われてもな
君にそのまま返してやろう
愛されていない人からもらう仕事に
「ありがとう!」とまた嘘をつく
愛していないのは
ぼくのほうだな

目覚ましが空回る忙しい朝に
ぼくの大切なペットが死んだ


03:01 | GOOD ! | comments (4) | page top↑
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。