スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:-- | スポンサー広告 | page top↑

「あの娘に会ったらよろしく」・・・と

この街の風は僕にやさしくて
ついつい長居をしてしまうんだ
僕の靴はいつだって
旅立つ朝を待っているのに
昨夜からずっと冷たい雨
ゆううつに浸る暇もない
思いのまま流れて行くさ
ライのブルースを聴きながら

のらりくらり生きて来たから
随分と軽くなったんだ
ぞっき本のようにいつだって
面影は風に漂って
この街を離れてしまえば
もう君に会うこともない
思いのまま流れて行くさ
ライのブルースを聴きながら

祭りが済んでも群れを離れず
舗道に立ちつくす少年みたいに
淋しさをポケットに詰め込んで
いつまでもそこに心を残して
どうしたものかと問いかける
やっぱり僕の街じゃない
思いのまま流れて行くさ
ライのブルースを聴きながら

僕のビートルはいつだって
ぼそぼそと愚痴を吐き出しながら
どこか落ち着ける場所を探して
当ての無い旅を続ける
目の下に静かに川は流れ
君がどんどん遠ざかって行く
思いのまま 流れて行くさ
ライのブルースを聴きながら

風に揺れるタンポポを見ながら
けらけら笑う君を想い出してる
くるくる丸めて空に飛ばせば
こんなに辛くはなかったのに
見知らぬ街の風の中に
君の笑顔を探してしまうけど
風よ!お前に頼みたい
「あの娘に会ったらよろしく」と

この街の風は僕に優しくて
ついつい長居をしてしまうんだ
サヨナラは風に漂って
根の無い草になって行く
見知らぬ街の風の中で
君の笑顔を探してしまうけど
思いのまま 流れて行くさ
ライのブルースを聴きながら
ライのブルースを聴きながら
スポンサーサイト
04:00 | VERY GOOD !! | comments (8) | page top↑

あるじの財布

わたしは膨らんだことがない
膨らんだためしがない
あるじはわたしを膨らませようとするが
わたしは膨らんだ記憶がない
あるじの上着の内ポケットにある
わたしは あるじの財布である

人を幸せにする仕事だとあるじは言う
じゃあ もっと膨らんでいいのに
膨らまないのはオレの甲斐性が無いから
あるじは笑う
表ばかり光るわたしに
あるじの想いが滲みわたる
「膨らみたいか?」と訊かれたら
「いまのままでいいよ」と
わたしは答えるだろう

わたしは少しすり切れた
でも そこに染み込むあるじの汗が
なにより嬉しいのだ

ありがとう

18:28 | VERY VERY !!! | comments (6) | page top↑

選ばれた椅子

君ならどの椅子に座るだろうか
選ばれた椅子は嬉しそうに

ぼくは君のきげんをとってばかりで
君の本当の椅子になれやしない
だから今日も不愉快そうな顔をして
君は窓の外ばかり眺めている
君の本当に好きな椅子は
どんな形で どんな色の

「丸太小屋に住んでみたいわ」
助手席の窓から見えるログハウスを指差す
ぼくはモデルハウスの机上プランを
なんども何度も想い描いた
40坪のとても明るい丸太の家
三角屋根と広いテラスのある家
ぼくたちに似合うだろうか
オプションの天窓はだれが磨く?
今から体力をつけなければね
ぼくは君の椅子になりたい

銭函の駅まで自転車に乗り
君をむかえに行こう
ふたり乗りして帰る道に口笛を
そう 君に贈る歌を創ろうか
ねえ どうすれば君の本当の椅子に
椅子になれるのだろう

受話器の向こう側で
君の御主人様の咳払いが聴こえる
そこに子供の笑い声とペットの鳴き声がしたら
ぼくはきっと爆発してしまうだろう!
君に選ばれた人たちは幸せかな
団欒のまんなかに君がいるのかな
ぜひ そうあってもらいたい
そうだな
君の椅子は
ぼくじゃない

終わりにしようかと思うが
今日も椅子になるための朝がきた
ぼくは君の椅子になる為に嘘をつく
君の選んだ絆たちに嘘をつく
団欒に立ち向かう強い鉄の椅子に
鉄の椅子に
ぼくは
なりたい

君ならどの椅子に座るだろうか
選ばれた椅子は嬉しそうに
06:00 | VERY VERY !!! | comments (6) | page top↑

虚構の空

2万円で買った切符と
すこし長い夜の旅だ
汽車はどこの誰を探して
ぼくを運ぶつもりか
がたんゴトンと鼓動のよう
空振りする青い叫び
時刻通り走る個体
それにぼくが乗っている

イヤだと言っても明日が来る
明日の色はどんな色だ
今日染まるぼくの色を眺めて
無色になる空しさと走る
がたんゴトンと鼓動のよう
空振りする青い叫び
決して言い訳のない個体
それにぼくが乗っている

ときに個体は嬉しさに泣き
その中にあるぼくを抱く
ぼくはその泣き顔が見たく
やり場のない虚構の空になる
がたんゴトンと鼓動のよう
空振りする青い叫び
快楽にざんげする個体
それにぼくが乗っている

散々と言える濡れた切符
風に飛ばないように押さえておけ
ぼくはどの汽車を探して
虚構の空と同化する
がたんゴトンと鼓動のよう
空振りする青い叫び
いつも通りそこにある個体
それにぼくが乗っている
00:26 | VERY GOOD !! | comments (2) | page top↑

この古い大きな樹の下で

ぼくの自慢話をね
うなずきながら聴いている君
日に焼けた髪を過ぎる風
こうしてこのまま
ふたりずっと

ビーチまで行くのはおっくうだから
ぼくはここで海を眺めることにする
風に乗ってやってくるカマカ
耳にやさしいナイロンの音
眠りについたぼくのそばに
君がいたらいいな
このままずっと
ふたりこうして

海のムコウの争い亊や
偏見 差別 貧困
忘れちゃいけないこと
たくさんあるな
自分さえ良ければいいと思うこころが
いつかここにも雨を降らせるのかな
静かにたたずむ時のなかで
ふたり 空を見上げる

ねえ
この古い大きな樹の下で
何度もキスをしようね
まんざらじゃないと思うな
抱きしめれば折れてしまいそうな平和を
この腕のなかで育もう
そう
まんざらじゃないと思うな
この古い大きな樹の下で
何度も何度も
キスをしよう


19:48 | VERY GOOD !! | comments (6) | page top↑

風が泣いてる

一人おまえを残して来たけど
おれは決して振り向かない
夕陽は明日への途を駆け抜け
今着た途に靴音響かせサヨナラ

Don't Cry
おまえの胸に響く台詞は
まだおれのこぶしの中にある
Don't Cry
この泣き声はおまえじゃない
ああ ! 風が泣いてる

言葉はどこかに並べて
語らず全部飲み込んでいけ
どこまで行くのかわからないけど
おれの背を押す粋な歌が聴こえるのさ

Don't Cry
抱える膝は冷たくないか
もう朝までおれを待つことはない
Don't Cry
もう一度おまえを抱きたい
ああ!風が泣いてる


Don't Cry
まだ見ぬおれの未来に
おまえの笑顔が邪魔になるのさ
Don't Cry
強がるおれの背中で
ああ!風が泣いてる

Don't Cry
抱える膝は寒くないか
もう朝までおれを待つことはない
Don't Cry
もう一度おまえに会いたい
ああ!風が泣いてる
01:03 | GOOD ! | comments (8) | page top↑

苦悩するHOBOの図

Cole Clarkのギターなんかいらない
Jack Johnsonなんかもう聴かない
やさしすぎる歌はもういらない
なにがあったわけじゃない
ただ いやになっちまったんだ
いやになっちまったんだよ

耳にとてもやさしいとね
なにか裏があるように思えてくる
やさしさに飢えているのにね
素直になればいいのに
バス停の人混みに君がいる
追いかければまだまにあうのにな
そうしないぼくの後ろめたさに
いやになったんだ
ただ いやになっちまったんだよ

自分以外のものを愛することってできるのかな
もしそれができたら素敵だろうな
嘘をつかなくてもいいなら楽だろうな
でも飾ることを忘れたら少し怖いな
愛されたいと思うならね
そうあるべきだと思うよね
いやになったんだ
もう いやになっちまったんだよ

一日1600キロカロリーの食事なんて魅力ないな
好きなものしか食べないからぼくはぼくになっちまったんだ
食べるものがなくなっても生きていけるかな
笑っちゃう それはできない
ぼくはきっとぼくの血管だって食べてしまうだろう
「もっと生きていたいならね」と
君はぼくのコーヒーさえも取り上げる
ああ !
いやになったんだ
いやになっちまったんだよ!

ぼくの本棚にある教訓めいた本は捨てよう
大好きなドストエフスキィだってゴミ箱行きだ
ぼくを飾ったシルバーのクロスもいらない
手に持てないものはこのさい全部捨ててしまえ
軽くなったらいいだろうな
埋もれて生きることもないからな
いやになったんだ
いやになっちまったんだよ!

ほんとうにこれでいいのかなと思うな
ぼくは本当にひとりで生きていけるかな
ああ!Jack Johnsonの歌が聴きたい!
Cole Clarkのギターがほしい!
やさしすぎる歌がいい!
バス停に君がいるなら
今からでもいい追いかけよう!
ああ!
いやになっちまったんだ
もう いやになっちまったんだよ!





04:20 | VERY GOOD !! | comments (5) | page top↑

郵便配達員の靴音がしたら

一方的な試合になっちまったから
強めのバーボンでもあおって寝てしまおう
連敗さえしなければたまにはいいと
同い歳の監督におやすみを言う

明日の朝届くはずの新しい眼鏡を
ぼくは心待ちにしている
黒ぶちのすこし大きな眼鏡を
かけてみたくなったんだ
こころの奥が見えるわけでもない
本心が透けて見える魔法の眼鏡でもない
変哲もないごくごく普通の
黒ぶちの眼鏡がほしくなったのだ

白いシャツを着て
ジーンズのすそを少し折り曲げ
高速のパーキングでぼくは休んでいる
雲の流れをみつめて
また少し走って
一日が一年ぐらいのスピードで
ゆっくり行けばいいのにな
道草を喰い
空を見上げて
また少しだけ走って

こうやって眼を閉じているとね
明日がどんな一日なのか楽しみになる
また息をして たまには泣いて
凸凹のこころ抱きしめ歩くだろうな
今日みる夢の色のようにね
明日の色は明日決めればいい

明日 晴れたらいいな
200マイルもある君の街まで
ぼくの車を飛ばしてやろう
明日 晴れたらいいな
200マイルしかない君の街まで
ぼくの車を飛ばして行こう

限りあるひとの命も
生きようとするひとの想いも
そして 魂も
「永遠」と呼べるものならいいのにな
新しい黒ぶち眼鏡をかけて
君のどこを見ようかな
待ちくたびれたぼくの言葉を
君のどこに置いてこようかな

朝いちばんの
郵便配達員の靴音
新しい黒ぶち眼鏡が届いたら
君をむかえに行こう


21:37 | VERY GOOD !! | comments (5) | page top↑
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。