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君のいない部屋の真ん中で

野球帽を深くかぶった僕の後ろ姿を見て
君は「子供みたいだわ」と笑った
僕のジーンズは少し大きく
スニーカーのかかとは外側がすり減っていた
君は僕のなにを見て笑ったのか
僕のどこに君を捜したのか知らない
君はもう僕のそばにはいないのだ

キャビネの中の君はいつも笑っていて
君の首には僕のペンダントがいつも光っていた
「あなたといたら太ってしまうわ」と
会えば食べてばかりいる僕らだった
あの頃はよかったなと思う
どうせ捨てることなどできないもの
そこに君を返してあげよう

着信の履歴を見ると
君の名前がずらりと並んでいた
君は僕の名前を女友達の名前にかえて
心苦しく過ごす毎日に恋をした
僕は君ほど強くなれない
そうだ
僕らはキスもした
空に浮かぶ雲を眺めて
僕らの未来を占ったりもした
深くなればなるほど
つらくなる別れだった

猫に餌もやろう
鉢植えに水もやろうと思う
ペットボトルのラベルも剥がして出そう
毎日 部屋の掃除はおっくうだな
洗濯もためずに
あたりまえだとかたずけていた君の仕事を
面倒そうに僕がやろう

テーブルの上にある部屋の鍵の片方は
郵便うけの上のところにガムテープではっておく
僕は君のいないこの部屋の真ん中で

大の字になるのだろう




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17:23 | VERY VERY !!! | comments (4) | page top↑

風の学校

がらんどうの学び舎 
風が吹くだけ
まるで 
風の学校

ぼくにはぼくの生き方がある
学ぼうとする気持ちだってある
ときには故郷の砂利道を歩き
友と肩を組み泣いたり笑ったりする
想うものがある
それは 原点というあの場所

がらんどうの学び舎
風が吹くだけ
まるで
風の学校

ぼくは唄いたいと願う
唄いたいことがあるのに唄えないでいる
懐かしむだけの歌はいらない
過去にむかう道に置き忘れていこう
願うことがある
それは 原点というあの場所

がらんどうの学び舎
風が吹くだけ
まるで
風の学校

悲しみを汚したのは誰だと
叫びながら詰め寄る勇気すらなく
ただなんとなく過ぎる毎日を眺めて
ぼくは自分だけの空に絵を描いたりした 
叶うものがある
それは 原点というあの場所

がらんどうの学び舎
風が吹くだけ
まるで
風の学校

一年が十年くらいの長さになればいいと
ぼくは自分勝手な願い事をした
そうすればまたあの場所に集まり
一日ぐらい友と無駄話をしてもいいだろう
語る夢がある
それは 原点というあの場所

がらんどうの学び舎
風が吹くだけ
まるで
風の学校





23:45 | VERY VERY !!! | comments (10) | page top↑

友はこころの文字をくれ

これはいかんと
友はこころの文字をくれ
受け取る僕の素直さと
同じぐらい頑固な優しさと

ひとりになると思うと
狂いそうになる
いつか死ぬんだと
君も死ぬんだと思うと
胸が痛くなる

ひとりじゃないのかい?

いかんいかんと
友はこころの文字をくれ
受け取る僕の頑固さと
同じぐらい素直な優しさと




10:45 | VERY GOOD !! | comments (4) | page top↑

ぼくになるということ

ぼくがぼくになれなかったからといって
なれなかったぼくを責めたりしないでくれ
ぼく以外のものにならいつだってなれるのに
ぼくは決してそうしない
だからぼくは今だってこうして
こうしてぼくになろうとしている

純情に恋したころのぼくは
盲目と呼べる一途さをバッグに入れていた
肩に食い込むほどそれは純情で
慣れてしまえばそれは心地よい風になった
風は腕まくりの隙間にいつも吹いていて
笑いながら友のように寄り添っていた
いつだってそうだった

最悪の場合ぼくは誰になろう?
最悪を考えたらきっとそうなるから眠ろう
朝が来てまだぼくでいられたらいいなと
呪文のような寝息をたてて

ぼくがぼくになれなかったからといって
なれなかったぼくを責めたりしないでくれ
ぼく以外のものにならいつだってなれるのに
ぼくは決してそうしない
だからぼくは今だってこうして
こうしてぼくになろうとしている


08:15 | VERY GOOD !! | comments (6) | page top↑
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