スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:-- | スポンサー広告 | page top↑

サヨナラから始まるものがあるなら

いつか別の空の
角張った縁石に腰かけ
ぼくは君によく似た
君によく似た雲を探す

君はぼくに泣かされたから
きっと風のかげに隠れるだろう
見つかればまたぼくに泣かされるから
君はぼくのジャケツの内側にいて

サヨナラから始まるものがあるなら
ぼくはそれを信じるだろう
始まらなければ見えないものを
ずっとぼくの宝物にして






スポンサーサイト
23:40 | VERY GOOD !! | comments (4) | page top↑

ばあばの手

心がどこにあるのか
この眼で確かめておこう
眼を合わせて喋らなきゃ
心がどこにあるのかわからないもの

心で挨拶をしよう
心の深いところで会話をしよう
ああ言えばこう言い
こう言えばああは言っても
心の深いところに
僕らの椅子を並べよう

言葉ではない
言葉なんかいらない
泣いていても笑っていても
僕の眼の奥で躍る情熱として



時は流れていて
平成から昭和 大正から明治まで
ガタゴト汽車に揺られた
あの人に会いたいと思った
焼けこげた原っぱに背の高いビル
空が狭いと嘆いている

齢をとった母がいた
しわくちゃな手があった
母を育てたばあばの手
母とそっくりな手をもつ人
「おいで、おいで!」

手をふった



23:05 | VERY GOOD !! | comments (0) | page top↑

こんな都会の空の下で

こんな都会の空の下で
肩を寄せて暮らす僕らがいる
僕らは今日も生きていたし
明日からもきっと生きているのだと思う
あらすじをなぞるだけの読書や
結末の見えているドラマなんかうんざり
そこにただ立っているだけのポプラの樹に
また今日も溜め息を吹きかけている
こんな都会の空の下で

00:31 | GOOD ! | comments (4) | page top↑

くちばしの折れた鳥

ここでは優しさも全部裏目に出てしまう
まるでコロンのような無神経さだ
ぼくがなぜここにいるのか?
ここにいるのは本当のぼくなのか?
風に訊いてみるといい

くちばしの折れた鳥が屋根の上にいた
とても淋しそうな目をしていた
「きみの仕事は鳴くことだろう?」
と、訊いた
鳥はただうつむくだけのかたまりだった
不思議だなと思った
無神経な質問だった

くちばしの折れた鳥がたくさんいた
あの鳥この鳥どの鳥も
鳴くことをしないかたまりだった
かわいそうだと思った
ぼくは夢をみているのだろうか?
源にある不安の音色は
悪い夢の始まりか?
それとも
終わりなのか?

ここでは優しさも全部裏目に出てしまう
まるでコロンのような無神経さだ
ぼくがなぜここにいるのか?
ここにいるのは本当のぼくなのか?
鳥に訊いてみるといい



03:57 | VERY GOOD !! | comments (5) | page top↑
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。