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分け与えることのできる優しさは

焦る理由がある
急がなければならないわけがある
きみに分け与えることのできる優しさは
悪いがぼくの残りカスになるのかも知れない
限りあるもののひとりじめは許されないだろうな
でもひとりじめにしなければできない夢もある
時間がない
ぼくには時間がないのだ

分け与えることのできる優しさは
きっとぼくの残りカスになるだろうな


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23:04 | GOOD ! | comments (4) | page top↑

唄う者の力

まあるい風がはじけて飛んだ
ぼくの中のまあるい風がはじけて飛んだ
高く高くどこまでも高く

裏側でくすぶっていた風に
声をかけたのはぼくの中の純情だった
怒りでもなく恨みでもない
ただ飛んでもらいたいと願う純情だった

ぼくの中にヌッと立った自由の木
ブルースの木と名付けたその木は笑っていた
風になったぼくを眺めて笑った
ぼくはぼくになれたのだ

ぼくを育ててくれた優しい策士たちに
ぼくを裁いてくれた狡猾な善意たちに
怒りでもない恨みでもない ただ
まあるい風がはじけて飛んだ
ぼくの中のまあるい風がはじけて飛んだ
高く高くどこまでも高く

ふざけたことを言うとはね返るリアルだ
ぼくはぼくのために唄う
ぼくからはね返るその力こそが
生きる力だと思う
ぼくからはね返るそのリアルこそが
唄う者の力だと思う

ぼくは君らとはちがう
唄う者の力だと思う
ふざけたことを言うなよ
ぼくは君を『言葉』で殺すことだってできるのだ

ぼくを育ててくれた優しい策士たちよ
ぼくを裁いてくれた狡猾な善意たちよ

ぼくは君らとはちがう
ちがうのだよ







12:13 | VERY GOOD !! | comments (0) | page top↑

ブルースの木

口に出してしまえば薄っぺらなもの
例えば水のように透き通った決意
風を集めて歩く神のような人
恥ずかしがりやの老人
どんな人が幸せなのか教えてほしい
生きているだけで幸せだという
そうだろうか?

ほんとうに生きているだけで幸せか?
生きるってどういうことだ?
口に手をあてたら息をしていた
なにか口に入れて食べたいとも思う
果ててしまいたいと願い空しいが夜も抱いた
たしかに生きているように見えた
空しさは更に加速した

ブルースの木にしがみついているときは
いつも自由になれたような気がした
告白という素直さがあった
下を向いて唄うぼくがいた
「上を向いて唄えよ!」と聴こえた
ぼくの中にいる詩人だった

「ほんとうに変わりたいと思うか?」と訊かれた
ぼくは応える必要がないと思いながらも考えてみた
「別人になれないならつまんない」と言った
自由なんかないと思った
「そうやってあきらめるから駄目なんだよ」と聞こえた
頭を割ってやろうかと思った
ブルースの木にしがみつきたい
6月なのにまだ寒い夜だった



13:48 | VERY GOOD !! | comments (2) | page top↑
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