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ぼくたちが古くなったら

ぼくたちが古くなったら
肩を寄せて並ぶ茶碗になろう
熱いお茶を注いで
汗拭きながら並んでいよう


ぼくたちが古くなっても
見捨てないでほしい
そして決して引き離さずに
そばに置いてほしいんだ


ぼくたちが古くなったら
肩を寄せて並ぶ茶碗になろう
熱いお茶を注いで
汗拭きながら並んでいよう



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11:47 | VERY GOOD !! | comments (7) | page top↑

更迭のオファー

何かいいことないかな
なにかいいことって何かな

校門の前で待ち伏せする教材屋
砂場から出られない不登校の子供
ため息に気づかない幸福そうな父
傷つこうとしない利口そうな母

何かいいことないかな
なにかいいことって何かな

無知を売り物にする営業マン
恩を売りつけられるNOのない部下
闊歩する懲りない靴底
すり減ることのない滑りすぎる口

何かいいことないかな
なにかいいことって何かな

幸福に嫉妬する可愛げのない髭
YESじゃなきゃやり過ごす窮屈な場所
おさえなきゃ飛びそうな薄っぺらな弁
机の上にうずくまる淋しそうな通達の紙

何かいいことないかな
なにかいいことって何かな

受話器のむこうにある酒臭い息
言い訳をくりかえす悪びれない口元
吐き出そうとする妻帯者の見窄らしい愚痴
飲み込んでしまう独身者の誇らしげな自由

何かいいことないかな
なにかいいことって何かな

軒下にたむろするボロを纏った少年
奉仕しか受け取らない愛すべき独裁者
容赦なく責め立てる罵倒する腰
自分しか映さない快楽の水面

何かいいことないかな
なにかいいことって何かな

美食を気取るヤニだらけの黄色い歯
空洞に鳴り響く更迭のオファー
隙間から抜け出ようとする曲がった正義
隙間を覆い隠そうとする真っすぐな悪意

何かいこことないかな
なにかいいことって何かな

壇上に吊るされた髭面の男
神はここにありと手をあわせる腰の低い女
ここは「地獄」と思える前を行く心
ここは「天国」としか思えない浮ついた魂

何かいいことないかな
なにかいいことって何かな




00:17 | VERY GOOD !! | comments (8) | page top↑

雨が降っています
わたしは雨に濡れた街にいます
雨音の隙間に笑い声が聴こえます
すこしだけ和むのです

わたしの窓は小さくて
自由のない小鳥のように見えるでしょう
自由なんてどこにあるのか
見えないものがほしいのです
雨の街に横たわる想いと
かつてそこにいたわたしと

空しいといえばそんな気がします
でもそれが似合いなのです
そこにあるわたしに手をのばし
指先に願いをこめましょう
「明日晴れるといいね」
それがわたしの夢なのです

「明日晴れるといいね」
それがわたしの夢なのです


05:00 | GOOD ! | comments (8) | page top↑

足で跨げる川

わたしはわたしの表現で
しばらくの間あなたを見捨てたが
こうして風を集めてみると
なぜか怒りすら湧いてこないのだ

わたしはあなたの石を
宝石に変えることなどできない
山が移り丘が動いても泣かないでほしい
なぜならわたしの愛はどこにも移らず
いつかこの川の流れに身を投げる
抜け殻になることもなし
渇いているものは皆
わたしの川に集まるといい

わたしの川はあなたの川よりも細く
足で跨げるように主は創られた
小石が泣いているように見えたが
それはわたしの想いすごしで
泣いているのは自身の水面
水はとても冷たい

砕かれた人のこころを生かすために
争わず 怒らず おごらず
むさぼりの罪を許すために
ちかくの者遠くの者どちらにも
荒れ狂う風に問う水のごとく
足で跨げるわたしの川に
一滴の泪を溶かし
明日になる水として
この手 合わせ

主よ

飢える者にパンを

悩む者に本を

病んだ者に言葉を

争う者に母の水を

悲しむ者に歌を

貧しい者に光りを

ああ!

わたしの川に集まってくれ
いつでもわたしを跨いでくれ
そしていつか血を洗う日は
わたしの水を使ってほしいのだ!

わたしの川に集まってくれ
いつでもわたしを跨いでくれ
そしていつか血を洗う日は
わたしの水を使ってほしいのだ!




19:07 | VERY VERY !!! | comments (3) | page top↑

あれはきっと愛だったんだよ

あれはきっと愛だったんだよ
そこにぼくは居たかったんだよ
ぼくの歌になってほしかったんだよ
風は通り過ぎていったんだよ
きみを連れていってしまったんだよ

ドアのまえに咲く花があったんだよ
石ころの横にそれはあったんだよ
ふたつ並んでいたかったんだよ
雨にぬれた夜もあったんだよ
でも肩を寄せれば笑えたんだよ

いつか
いつかきっと
手をつないで歩きたかったんだよ
いつか
いつかきっと
あれはきっと愛だったんだよ

あれはきっと愛だったんだよ
そこにぼくは居たかったんだよ
ぼくの歌になってほしかったんだよ
風は通り過ぎていったんだよ
きみを連れていってしまったんだよ



22:11 | VERY GOOD !! | comments (12) | page top↑

聴こえてるよ

聴こえない声
でも ぼくには聴こえる
伝えたいことがあるんだもの
ちゃんと聴こえるさ

道に落っこちているやさしさ
雲の上にあるあこがれを
聴こえなくても伝わるんだと
喋れないぼくにだって
聴こえないぼくにだって
ちゃんとね

ママの弾くギターの音が
ぼくのこころに
指の動きがとても優しいから
温ったかい歌なんだと思う
ママの唄う歌が
ぼくのこころに

聴こえてるよ
ぼくにはわかる
伝えたいぼくがいるんだもの
唄えるさ


13:24 | GOOD ! | comments (7) | page top↑
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