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君はもうすでに死んでいる。

死のうなんて思わないほうがいい
できないよ君には
生きる気力もない者に
死のうとする気力だけがあるなんて
信じない

大丈夫だよ
君はもうすでに死んでいる
充分死んでいるのだから
それに気づくべきだと思うな
死んでいるよ
君は
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08:02 | GOOD ! | comments (6) | page top↑

道化師の唄

ぼくの御主人様は
このぼくです
いい仕事をすれば
機嫌がいいし
ボーナスもはずみます
だらしないことをすると
こっぴどくなじられます
自分で自分を
養っているのですから

雨が降ると
休みたいです
風邪をひいたら
寝ていたいです
でも
ぼくの御主人様は
このぼくなのです

今日も
明日も
あさっても
この街頭に立っています
『道化』を売ってはおりますが
『さびしさ』を買ってくれる人は
どこにもいないのか!!
02:11 | GOOD ! | comments (6) | page top↑

10円玉

10円玉を集めて
ぼくは10円玉をたくさん
10円玉を無駄にすると
10円玉で泣くんだよ

万札だけがカネだと思うなよ
1円だってカネだもの

ぼくが無職だったころ
ポケットの中にもうカネが無いんだな
ベッドの下も見たんだ
引き出しの中も探したんだ
どこにも無かったんだ
10円玉

哀しくてね
切なくてね
情けなくてね

母さんの声が聴きたいと思ったよ
母さんの声を想いだしたよ
コンビニの前に公衆電話があったんだよ
でも10円玉が無かったんだよな

10円玉を集めて
ぼくは10円玉をたくさん
10円玉を無駄にすると
10円玉で泣くんだよ



23:59 | VERY GOOD !! | comments (2) | page top↑

そこにある落とし物のようなぼくに

電車が行っちまった
すこしまだ音が聴こえた
ぼくは停車場に落ちていた
ぼくはちっぽけな落とし物だった

風が吹けば飛んじまう
ぼくは停車場に落ちていた
まだ少し温かいプラスティックの椅子
まだ少し生きようとするぼくのこころに

落っこちてるつもりはないが
ぼくは確かにそこに落ちていた
ポケットにかつて愛したぼくがいた
淋しそうなかたまりだった

電車が行っちまった
すこしまだ音が聴こえた
ぼくは停車場に落ちていた
ぼくはちっぽけな落とし物だった

そこにある落とし物のようなぼくに
ふ~っと息を吹きかけた

寒くないか?
14:57 | GOOD ! | comments (2) | page top↑

葉っぱ

こうして
こうして葉っぱを眺めているとね
赤や黄色 茶色いのもある

まだ枝にしがみついている葉っぱ
もう土の上に落ちてしまった葉っぱ
風はいたずら 容赦なく

歩いた
ぼくは葉っぱの上を歩いてみた
まだ弾力のある葉っぱ
決してあきらめない葉っぱ
やがて雪の下敷きになる葉っぱ
まるで子を守る母のように

きれいだな
あれほど輝いた葉っぱ
春や夏を通りこして
やさしくそして強くなった葉っぱ
きれいだな
あれほど輝いた葉っぱ

また会おうね
寒い冬だよ
赤や黄色や茶色い葉っぱ
きれいだね
この日のために化粧したんだね
きれいだよ

寒いよ
雪が降るよ
11:13 | VERY GOOD !! | comments (6) | page top↑

過去の道に

どうしてだろう?
どうしてあの忌まわしい
あの忌まわしいあのころが恋しいのだろう?
あれほど忘れようとしたあのころに
あのころに帰りたいと思うのだろう?

もう誰もわたしを覚えてはいないだろう
あの道に捨ててきたわたしを覚えてはいないだろう
捨ててきたわたしはもうわたしという身体のなかに
身体のなかになにを求めるのだろう?
逃れようとして逃れられない過去の道に
わたしはいま帰ろうとしている

過去はわたしのどこを見ているのだろう?
変わろうとしたわたしのどこを認めてくれたのだろう?
結局 膝についたほこりはいつまでも白く
房着のすそにからみついた未練じみた歌のようだと
わたしはわたしになりたかったのに
わたしはいつも空を眺めていた
喋らないことがいちばんいいんだと
それがいちばんだという

どうしてだろう?
どうしてあの忌まわしい
あの忌まわしいあのころが恋しいのだろう?
唄いたいことがあるのに
唄えないわたしの
過去の道に

00:57 | GOOD ! | comments (2) | page top↑
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