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図書館前

路面電車に飛び乗って
ぼんやり外を見てる
青い屋根や赤いレンガ塀も
何も変わっちゃいないのに
読みかけのゴーリキィを
僕のポケットに押し込んで
君は夏と冬とが逆の場所へ
叫んでも届かないね

君に何もできないまま
合鍵はいつものまま
気がつくといつもこの場所に
こうして座ってる ひとつ席をあけて

春が来て 雪が溶けて
またもう一度春が来て
山の葉っぱが赤くなったら
君を迎えに行けるのにね



図書館前の停車場が
ゆっくりと白くなる
あの頃は君もここにいて
この街と暮らしてたのに
たくさんのビルが建って
青空が狭くなって
僕の中に君の座る椅子が
きっと無くなっていく

なにひとつ変わらぬまま
いまひとつ吹っ切れぬまま
気がつけば僕はここにいて
とぼとぼ歩いてる 図書館前の坂を

春が来て 雪が溶けて
またもう一度春が来て
山の葉っぱが赤くなったら
君を迎えに行けるのにね
10:00 | GOOD ! | comments (2) | page top↑
空はひとつ | top | 今の僕は空っぽで

コメント

# No title
こんにちは★
この詩を読んでいると、切ない思い出の場所があるといいなぁなんておもったりしました。
気づけばそこにいてしみじみ過去を思い出してみたりとか…
こんな田舎でもどんどん新しいものに変わっていってしまうので
思い出の場所すらすぐなくなっていきそうですが。
自分の過去に思い出が少なすぎる気がしました…v-406
by: maneko | 2009/02/17 21:09 | URL [編集] | page top↑
# manekoさん
電車通りに図書館があって、ロシア文学をかじり始めたころの
話です。とおい昔の。空が狭くなって。
どちらにしても想い出があるぼくは幸福で。やさしくなれた頃が
なつかしい。なんか、おわれておわれて。
自分らしくなくて。想い出が少ないのはまだ若いからですよ!
いつもありがとう、manekoさん。
HOBO
by: Mr.HOBO | 2009/02/17 22:42 | URL [編集] | page top↑

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