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ひざの上に落ちるものは

のどが渇いたから
水を飲んだ
水で癒えない渇きなら
なにを飲もう

飲み込んだはずの哀しみが
のどを過ぎてゆく
こみあげたものが落ち
ひざを濡らす

わたしのひざに落ちるものは
泪のようにも
汗のようにも
こみあげるものが落ち
ひざのうえの手の甲に落ち

窓ガラスが鳴った
とんとんと鳴った
あなたが来たのかと思い
「はい!」
と応えるわたしだった



22:31 | VERY GOOD !! | comments (4) | page top↑
風のない夜 | top | MOTHER

コメント

#
悲しいとき。
人は涙のふくろになってしまいますね。
胸は悲しみではちきれそう。
喉元まで、涙がたぷたぷ言ってる。
指先からでさえ、涙を流せそう。

最後の連がいいですねえ。
そんなひとの姿が目に浮かぶよう。
とても切ないです。

by: 彼岸花さん | 2010/10/17 20:48 | URL [編集] | page top↑
# こんにちは。
さりげなく、情景、場面がスッと入ってくる様な詩ですね。

私も最後の連が好いですね。

窓ガラスの音がホッとするものであったら好いのに。。。
by: t.gray | 2010/10/18 16:38 | URL [編集] | page top↑
# 彼岸花さん
涙のふくろですね。
風の音でさえ誰がが来たのだと思い「はい!」という。
それほどぎりぎりのところにいるから涙は。
正座し、ひざのうえでこぶしをにぎる。そのこぶしのうえに。
肩はふるえ。そんな様子が表現できていたでしょうか?
彼岸花さん、男は女より泣き虫ですかね?
とくにぼくは泣き虫だった、むかしから。

HOBO
by: Mr.HOBO | 2010/10/19 09:03 | URL [編集] | page top↑
# t.grayさんへ
描写は構図が決まればしやすいですよね。
一枚の絵がそこにあるような、そんな詩がぼくの理想です。
絵のなかにいる主人公が誰であろうが、絵を描くように詩を書く。
どうなんでしょうね?涙の向こうにあるもの、涙を呑みこんで目をあげるとき、
立ち上がるひざが濡れている。ひざが濡れている人をたまに見かけますが、
泣いていたのでしょうかね?この作品はちょっと自信があるのです。こみあげる
想いが書かせた作品だからです。
ありがとう、t.grayさん。

HOBO
by: Mr.HOBO | 2010/10/19 09:21 | URL [編集] | page top↑

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