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ボクと同んなじメガネをかけて

見てみたい
さっそうと歩く君を見てみたい
曲がっていた背中を直ぐに
風を切って歩く君を見てみたい
かつて君は真っすぐな視線で
とても熱く語る口を持っていた
でも今の君はそうじゃない
しわだらけの老婆のようにひ弱な
不安で一杯の籠の中にいた

聴いてみたいな
怒りに満ちた心の音を
君は無責任に笑う傍観者を許さなかったし
決してあきらめることのない強さを纏っていた
それはボクの憧れに等しく
君を独り占めしようとする邪気にもなれた
君はキミじゃない
残念だが君はあのときの君とは違うのだ

12月
君の家の窓には点滅する幸福が光っていた
団欒とはちがうもう一つの灯りを
君の肩のむこうにボクは見たように思う
君の子供たちはすでに君を追い越して
ひとりで歩こうと君の窓を眺めているのだろう
しかし今は弱さだけが光る窓にキミは腰掛けていた
強くなってほしいと
そう思う

見てみたい
さっそうと歩く君の姿を
聴いてみたいな
怒りに満ちた本当に優しい歌を

ボクと同んなじメガネをかけて
同じ色の空を眺めていよう
そして
本当はボクも泣きたいんだと
本当はボクも辛いんだと
白状してもいいだろう?
なあ
いいだろう?

ボクと同んなじメガネをかけて



13:47 | VERY GOOD !! | comments (7) | page top↑
ノートを作ろう | top | ぼくの港に来る船は

コメント

#
こんにちは。
どなたかのイメージが御ありになるのでしょうか…。
どんな方かな。
『ボクと同んなじメガネをかけて』。
時というものは、せつないですね。
いろいろなものを変質させてしまう。

そう言えば、HOBO さん。先日教えていただいた、
白山眼鏡。検索してみたんですが、彼岸花には
高級すぎて、手が出せませ~ん!(笑)

他の無駄なものを買い控えて、欲しいものはいいものを、
とも思うのですが。
でも、HOBOさんはこういうところのをかけてらっしゃるのか~
と思っただけで、よかったです。
ありがとうございました。
by: 彼岸花さん | 2011/05/06 11:13 | URL [編集] | page top↑
# 眼鏡はいいですよ!!!彼岸花さん。
眼鏡なんか買い控えする筆頭にきますものね。笑
ぼくは女の人が眼鏡をかけるのがとても好きなんですよ。
できる女というイメージ。仕事がですよ。
あまり凝ったデザインのものではなく普通の眼鏡。
同じ眼鏡をかけて同じジーンズをはいrて歩きたいな。
似た者同志っていいですよね。

娘さんの恋人はどうなんでしょうね?
似た者同志ですか?
芸術家にはぎゃくに普通の人がいいのかな?
わかり合えるふたりは素敵ですね。
幸福になってほしいですね。
幸多かれ!


HOBO
by: Mr.HOBO | 2011/05/06 22:57 | URL [編集] | page top↑
# 神に降伏した「君」
 君が君ではなくなってしまうことが、ひとつの
「君」にとってのチャレンジだったのではないでしょうか。
 
by: voice | 2011/05/07 16:31 | URL [編集] | page top↑
# 「君」は。。。
 

  君がよく描けていて。。。
 古い人を捨てた悲しみと
 そして得た平安と。。。
 まだ見ぬ新しい自分への恐れと。。。

 君の「強さや正義」が
 多くの人を傷つけてきたことを
 君は。。。
 一番知っているのでしょう。


by: voice2 | 2011/05/07 19:09 | URL [編集] | page top↑
# VOICEさん
『君』には
少しつり上がった眼鏡が似合うはずです。
いや、それはチャレンジとは言わない。
チャレンジとは、向かう方向性のことをいう。
だから少しつり上がった眼鏡がいい。

HOBO
by: Mr.HOBO | 2011/05/08 18:31 | URL [編集] | page top↑
#
「君」は怒りも自己憐憫も十字架につけ
今はまだ通過儀礼の中、血をぬぐいながらも
前だけを見て振り向かないと心に決めて
いるのでしょう。
by: 色なき風 | 2011/05/09 22:19 | URL [編集] | page top↑
# 色なき風さん
血をぬぐいながらも前だけを見て振り向かないと心に決めている?
ずいぶん真っすぐな『君』になっちゃいましたね。
『君』は、そんなに努力できる人ではないのですよ。
ジレンマの中でしか息のできない弱い『君』なのです。
ボクとおんなじ眼鏡をかけるとなにが見えるのか、そこのこの作品の
テーマがあるんですがね~。
ここには十字架のイメージはない。
それは、ぼくが最も嫌いな世界。
『君』がもしその世界にいるなら、早く抜けでないと
『君』になんかなれるわけがない。
『ボク』と『君』がふたりいると解釈すると厄介だな。
こんなにも解釈が飛躍する詩の世界ってすばらしいな。
正しいのはたぶん読者だと思う。
それでいい。

ありがとう、『色なき風』さん、ですか?

HOBO
by: Mr.HOBO | 2011/05/10 08:58 | URL [編集] | page top↑

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